日本人の死因 ランキングは?メタボリックドミノとは?メタボ患者数は?
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それは、肥満が見た目がかっこ悪いだけでなく健康に重大な悪影響があるからです。
そこで、ここでは、ダイエットの基本として、日本人の肥満の状況や、肥満による健康への影響を概観します。
まず、日本人の現状の死因のランキングを確認した上で、メタボリックドミノ図により、肥満が及ぼす健康への影響、具体的な病名とその患者数を確認します。
日本人の死因 ランキングは?
今、日本人の死因ランキングは、1位 がん、2位 心臓病、3位 脳卒中となっています。
つまり、がん・心臓病・脳卒中の3つが日本人の死につながる主な病なのです。
2013年に日本糖尿病学会と日本癌学会が合同委員会作り、糖尿病とがんに関する因果関係について報告を行いました。
その結果、糖尿病患者の中で様々なガンが増えていることが明らかになりました。
かっては成人病と呼ばれていた生活習慣病とは、食事、運動、喫煙、飲酒など、日々の生活習慣が発症や進行に関与する病気の総称です。
現在の社会では、生活習慣病の増加が非常に大きな問題になっています。高齢者になるほど頻繁に病院にかかり、多大な医療費がかかるようになりますが、その大半が生活習慣病によるものです。
一口に生活習慣病といっても様々な病気がありますが、糖尿病と高血圧と脂質異常症の3つが8割がたを占めると言われています。そしてこの3つの疾患は全く無関係の独立した病気かというと、実はそうではないと言うこともわかっています。
メタボリックドミノとは?
上の画像は慶応技術大学の伊藤裕教授が、 10年ほど前に作成した生活習慣を原因として起こる様々な問題を示した「メタボリックドミノ」という概念図です。
これを見ると、生活習慣を元にしてまず肥満が起こり、その下流で血糖・血圧・脂質の異常が、ちょうど三つ子のように起こっていることがわかります。
この段階のことを、メタボリックシンドロームと呼んでいます。
そこから、さらに下ると糖尿病があり、糖尿病からさらに下がってきて透析、失明、足の切断、脳卒中、認知症など、いろいろなことが起こっています。
メタボリックドミノの頭の1番上流に、生活習慣と書かれていることからもわかるように、過食や運動不足という日々のちょっとした悪しき習慣による肥満が、ドミノ倒しのもっとも根っこの部分にあるのです。
メタボの患者数は?
そして生活習慣をきっかけに始まったドミノ倒しが、中流に来てメタボリックシンドロームの段階になります。現在の日本では実に数多くの人がメタボリックシンドロームに悩まされているという現実があります。
その患者数の内訳は、血圧異常者4,000万人、血糖異常者2,000万人、脂質異常者1,400万人と言われています。
このうち例えば糖尿病に限定すると、だいたい日本人の6人1人は血糖異常者、40歳以上に限定したらおおよそ3人に1人の割合となります。
そして糖尿病の増加は日本だけの問題ではありません。
2006年、国連が糖尿病撲滅に向けての決議を行いました。
合言葉は Unite for Diabetes。
「糖尿病のために一致団結しなければ世界が滅ぶされてしまう」という決意が込められています。
糖尿病増加の問題は世界のほぼ全ての国で同じような状況により国際的な課題となっているです。