たんばく質と脂肪 の摂取量を減らすと肥満が増加する!その理由とは?

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tonyoカロリー計算に基づいた古い常識からすると肉などたんぱく質や脂肪の摂取量を減らせば、摂取カロリーが減るので痩せると思いませんか?

でも、実際にやってみるとかえって太ってしまうことが分かります。

ここでは、その理由を明らかにします。

たんばく質と 脂肪 を減らすと肥満が増加する原因は?

アメリカではかって、アメリカ人に心臓病が多いのは、油の摂取量が多いからでとみなされていました。

それを受けて、1977年にアメリカが国としてまとめた研究レポートでは、「肉や脂肪の摂り過ぎが、生活習慣病の発生に深く関与している」と報告されました。

このレポートを機に、健康的な食生活改善の指針として、「肉や脂肪の摂取を減らそう!」という運動が起こります。

しかし、その運動は皮肉な結果をまねいてしまいます。

多くの人が肉や脂肪の摂取量を減らした結果、肥満や生活習慣病は減るどころか、逆に急増してしまったのです。

肥満度の指標として世界中で使われているBMI(ボディマス指数)は、「体重(キロ)÷身長(メートル)÷身長(メートル)」という数式で求められ、その標準値は「BMI=22」とされています。
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この運動の結果を報告する論文によると、BMI30以上の肥満の割合は、

1971~1975年の調査では男性が11.9%、女性が用16.6%であったのに対して、

2005~2006年の調査では男性が33.4%、女性が36.5%激増してしまったことが報告されてたのです。

 

食事内容を見てみると、そのカロリー比率は、

1971~1975年の調査では、炭水化物が44.0%、脂肪が36.6%、たんばく質が16.5%だったのに対し、

2005~2006年の調査では炭水化物が48.7%、脂肪が33.7%、たんばく質が15.7%となりました。

 

つまり、たんばく質と脂肪の摂取量を減らした結果、糖質を多く含む炭水化物の摂取量が増え、それが肥満を爆発的に増加させてしまった原因であることが、この調査によってあきらかになりました。

要するに、糖質の摂取量が増えたことが肥満の爆発的増加の原因だったのです。

インスリンの過剰分泌が肥満の原因とは

では、たんばく質と脂肪の摂取を減らすことで、糖質の摂取が増加したときに、体内ではどんなことが起こるのでしょうか。futorureason
まず、糖質は体内で分解されて、ブドウ糖になります。
ブドウ糖はインスリンの分泌を刺激して、分泌されたインスリンは脂肪の合成とその貯蔵を促進するので、体脂肪が増えて肥満になります。

インスリンは肥満を引き起こすホルモンなのです。

また、インスリンの働きを抑える物質は脂肪細胞から分泌されているので、肥満によって体脂肪が増えると、当然インスリンの働きが低下します。
つまり、体脂肪が増えると「インスリン抵抗性」が高まり、インスリンの効き目が弱くなるので、体はインスリンの分泌量を増やし、さらに血中のインスリン濃度が高くなるという悪循環を引き起こします。

この症状を「高インスリン血症」といいますが、メタポリック症候群や糖尿病はもちろんのこと、がんや動脈硬化の発症リスクも高くなることが、多くの研究で確認されています。

さらに糖質が脳内報酬系を活性化させて、快感を生んでしまうので、体が次から次へと糖質を求め、食事の量そのものも増加してしまうのです。

たんばく質が減るとカロリー増で太る理由は

また、たんばく質の摂取量が減ることも、全体の食事量を増やす結果をまねきます。

たんばく質は、体の細胞や組織をつくる材料として、人体にとって最も優先順位が高い栄養素です。

つまり、糖質の割合が増えることで、食品中のたんばく質の含有量が減ると、私たちはそれだけ多くの食事を摂らなければなりません。
摂食量が増えれば、当然摂取カロリーも増え、ますます肥満になります。

食事中のたんばく質の含有量が1.5%低下するだけで、摂取カロリーが14%も上昇するという試算も報告されています。

まとめ

・肥満の原因はたんばく質と脂肪の取り過ぎではなかった。
・肥満の原因は糖質摂取によるインスリンの過剰分泌であった。
・たんぱく質や脂肪の摂取量(比率)を減らすと糖質の摂取量(比率)が増え肥満になる。
・たんぱく質の摂取量を減らすと食事量が増え肥満になりやすい。

 

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