人間は肉食動物に近い!必須 栄養素とは?糖質の食事からの摂取は必須か?
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炭水化物は65~60%、脂肪は20~25%、たんばく質は15~20%という数値割合が提唱さ
れています。
しかし、この比率の科学的根拠はどこにもありません。
現に糖質(炭水化物)制限をすればこの比率は大きく変わってきますね。
従って、糖質制限が有効で、正しい方法だとすると、この栄養学の常識は非常識になってしまいますね。
そこで、糖質という栄養素は食事からとらないと、どういうことになるのかを考えてみました。
人間は肉食動物に近い?
人間は生理的には肉食動物に近い性質をもっているので、植物由来の炭水化物を中心とする、糖質の多い食事を推奨する方向性には、むしろ科学的根拠が乏しいと考えるほ
うが自然ではないでしょうか。
もちろん動物の体内にも、筋肉や肝臓にブドウ糖が貯蔵されていますが、それは極めて微量です。
糖質の含有量は、牛肉や豚肉では0~0・5%程度、レバー(肝臓)でも2~3%程度です。
つまり、トラやライオンのような生態系において上位の野生肉食動物では、摂取栄養素のほとんどがたんばく質と脂肪であり、糖質は極めて少ないことになります。
しかし、糖質をほとんど摂取しなくても、肉食動物にとってはまったく健康上の問題はおきません。
この事実は、肉食動物はもちろん、先述のように肉食動物に近い性質をもつ人間にとっても、糖質は必須栄養素ではないことを示しています。
一方、ヒトが米や麦などの穀物を主食として食べるようになったのは、1万年前からに過ぎない。
2.人の消化器官や歯の形状は草食動物より肉食動物に近い。
人間にとって必須な栄養素とは
人間が生命維持するために必須の栄養素は、水、必須アミノ酸(たんばく質)、必須
脂肪酸(脂肪)、ビタミン、ミネラルなどということになっています。
つまり、糖質は必須栄養素のリストの中に入っていないのです。
もちろん、脂質やたんばく質に比べて、糖質は少ない酸素消費量でエネルギーを生み出すことができるため、エネルギー源として役には立っています。特に、運動選手にとっては効率的なエネルギー源です。
しかし、脂肪やアミノ酸は糖質の代わりとしてエネルギー源となれますし、肝臓での糖新生によって、必要なブドウ糖は生み出せますので、仮に糖質を食事から外してしまっても、血糖は正常に維持でき、私たちは問題なく生きていけます。
また、細胞はブドウ糖がなくても、脂肪やアミノ酸を燃焼させることでエネルギーを生み出すことができるので、脂質とたんばく質、それにビタミンとミネラルがあれば、新しい細胞をつくり、体を正常に維持することができます。
糖質は必須栄養素ではない?
以上のことから、脂質とたんばく質、ビタミンとミネラルは、身体にとって必須ですが、糖質は食事からの摂取は必須ではないといえます。
エネルギー源として使いやすいという理由だけで、糖質の多い炭水化物が主食とされていますが、糖質の摂り過ぎによる有害作用を考えれば、むしろ糖分を食事から減らすほうが健康によいといえます。
なお、糖質の摂り過ぎによる有害作用については次の記事を参照してください。
⇒3大栄養素の比率は妥当か?糖質は必須栄養素?糖質過剰は危険?
ダイエットアドバイザーの補足説明
正しい糖質制限とは、糖質を制限しつつ、タンパク質、必須脂肪酸(脂肪)、ビタミン、ミネラルなどの必須栄養素をしっかり摂るやり方です。
近年、この正しい糖質制限=ケトジェニックダイエットが注目されています。
一方、炭水化物中に含まれる食物繊維やビタミンなどの効果を重視し、一定の糖質摂取を許容する緩い糖質制限=ロカボダイエットも正しい糖質制限と言えるでしょう。
いづれにしても必須栄養素をしっかり摂ることが重要です。
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