炭水化物6割、油2割という基準が病気の原因!脂質を増やしても安全な理由は?

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前回の記事で、「油を抜いた、炭水化物の多い食事はよくない」ことをご紹介しました。

でも、大抵の病院の栄養士さんからは「油を控えて、炭水化物は適度に食べましょう」と指導されます。

長年国を挙げて「油を控える」ように推奨してきたため、いまだに医療に関わる人たちで「炭水化物は摂るべき」と思っている人が多いのです。

ここでは、日本人の摂取比率(基準と実際)を確認し、「油を増やす」ことの安全性を原始の食事から考察します。

日本人 脂質摂取比率(基準と実際)

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、1日の摂取エネルギーの目標値として、炭水化物は50~65%、油(脂質)は20~30%、タンパク質は13~20%と定められています。

実際に日本人はどのように食べているかというと、「平成25年国民健康・栄養調査」の結果では、炭水化物59.3%、油が25.9%、タンパク質は14.8%の構成になっていました。

基準と実際のどちらも炭水化物(糖質)の割合が多いのが特徴です。

世界の長寿大国といわれる日本ですから、国の定める摂取エネルギーの目標に近い炭水化物と油の割合が、病気に結びつくとは思えないでしょう。

しかし、この構成比は大いに問題があるのです。

糖尿病の原因は低脂肪食(炭水化物過多食)

前回の記事で、低脂肪食を推奨した米国で糖尿病の患者さんが増えたことをご紹介しました。

油抜きダイエットの効果は?炭水化物 が体脂肪に変わる!低脂肪食で糖尿病が3倍に?

米国人の炭水化物の摂取割合は60~70%で、日本よりやや多い状況です。

では、日本の糖尿病患者さんの数はどうなっていると思いますか?

やはり米国と同じく、増えてしまったのです。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、平成9年(1997年)から「糖尿病が強く疑われる者」と「糖尿病の可能性を否定できない者」を推計していますが、ずつとその数は増加し続けています。

平成24年(2012年)に初めて減少に転じたのですが、その数を比較すると一目瞭然です。

平成9年の総数は1370万人、平成24年は2050万人。

米国と同じく炭水化物を増やす(低脂肪食の)生活を続けたことで、糖尿病の患者数が増えた可能性が高いのです。

脂質を増やしても安全な理由は?

米国の動向は?

前回の記事で見たように米国では、炭水化物をたくさん食べるようになった結果、糖尿病の患者さんが増えました。

それを危慎した専門家により 「油を増やす」 ことが推奨されています。

ところが、毎年米国の施策として決められる2015年の 「食生活指針」 に盛り込まれなかったため、専門家らは不満の声を上げているそうです。

炭水化物と油の食べる割合を逆転させるべきと、彼ら専門家たちは主張しているそうです。

つまり、油を60~70%までに引き上げようというのが彼らの主張です。

しかし、日本でこのようなお話をすると、

「炭水化物中心の食事から、油の多い食事に変えたら、別の病気になるのではありませんか?」 と心配される人が多いようです。

果たして、油の多い食事は安全なのでしょうか?

人体は油の多い食事に慣れているとは?

実は、ご心配には及びません。種類さえ選べば人間の体は油の多い食事に慣れているからです

原始時代の人の1日の摂取エネルギーの割合は油75%,タンパク質20%炭水化物はたったの5%でした。

農耕がまだ発達していない時代は、穀類などの炭水化物を食べる機会に乏しく、魚や肉、木の実などから栄養を得ていたのでしょぅ。

そのため脂質の割合が最も多く、次いでタンパク質の割合になっているのです。

農耕が発達した時代以降も、人間の体の仕組みは大きく変わったわけではありません。

従って油と炭水化物の摂取比率を逆転させでも、適応できる仕組みを持っているのです。
なお、こちらの記事も参考になるでしょう。

3大栄養素の比率は妥当か?糖質は必須栄養素?糖質過剰は危険?

また、糖質制限の専門家の先生は以下のような本も執筆されています。

この本のカスタマーレビューが参考になるでしょう。

 

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