動物性脂肪は体に悪い?エスキモーの食事がヒントとは?動物性脂肪の適量は?

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脂質の種類と働きについては既に、以下の記事で記載し「脂質を食べたら太る」が大きな誤解であることをご紹介しました。

脂質・脂肪酸の種類と働きは?構造は?「脂質を食べたら太る」は大きな誤解とは?
では、健康への影響についてはどうでしょうか?

動物性脂肪が主である飽和脂肪を避けることが基本的な健康法だとよく言われています。

そこで、今回は「物性脂肪が体に悪い」というのは本当かをエスキモーの食事をヒントにして検証します。

また、国立がんセンターが示す動物性脂肪の適量をご紹介します。

動物性脂肪は体に悪いって本当か?

これまで「動物性脂肪はコレステロールを増やす効果があるのに対し、植物油はコレステロールを減らす効果がある」といわれてきました。

そのため、動物性脂肪は悪者ってイメージでとらえられがちでした。

ところが近年、油の研究が進むにつれて、油の性質や体に与える影響は動物性脂肪、植物油という単純な分類では説明できないことが分かってきました。

飽和脂肪を避けることが今の日本では基本的な健康法だとされています。

飽和脂肪酸とは
飽和脂肪酸は、炭素の結合の手がすべて水素で満たされており、化学的に安定した構造で酸化しにくいのが特徴で、肉の脂肪や乳製品に多く含まれます。

しかし、人間は歴史上長い間、飽和脂肪を食べてきており、古代の人々のほうが現代人よりよほど成人病にはならなかったことは、複数の文献で示されています。

そうでなくても油や脂肪というのは細胞や細胞膜、神経融織、ホルモンなどを作るのには欠かせない材料であり、避けるのではなく積極的に細胞が喜ぶ良い油を摂取すべきものです。

 

エスキモーの食事がヒントになる?

動物性脂肪が健康に良いか悪いかを考えるとき、エスキモー、インディアン、アボリジニ等々の民族の食生活が重要なヒントとなります。

昔のエスキモーは、冬期にはほとんど野菜や果実を日にしないのに動脈硬化性疾患やガンにはならなかったことが複数の研究でわかっています。

エスキモーは、生のアザラシ肉を食べていました。

アザラシは主として魚を食べており、そのため魚の良い油を中心にDHAやEPA(エィコサペンタエン酸)、その他多くの微量元素やビタミンが含まれ、アミノ酸も豊富にあって、魚を常食するアザラシを食べることで、野菜を食べない彼らが健康を維持していたわけです。

しかし、その後、エスキモー人は移住し、西洋的な食生活や住環境に囲まれるようになると、今までほとんど経験したことのなかったガンや動脈硬化性疾患が激増しました。

それは彼らの食事が洋風化したことが最大要因であるとされてれています。

動物性脂肪の適量とは?

2017年3月13日(月)の日経新聞の記事によると

国立がん研究センターは、「肉や乳製品などの動物性脂肪分は多すぎでも少なすぎでも循環器疾患にはよくない。ほどほどに食べるのがよい」という調査結果を発表しています。

脳卒中と心筋梗塞のリスクを摂取量とともに調べた結果、1日20グラム程度を摂っている人が一番リスクが低いとみています。

そして、

「飽和脂肪酸は血管を強くするが、多すぎると血管を詰まらせる原因になると考えられている。

動脈硬化につながることから控えた方がいいという見方がある一方、無害で制限する必要がないという知見もある。」

とも記載されています。

ダイエットアドバイザーのコメント

似顔絵データ100

科学が発展している現在でも、栄養学の世界ではまだ未知の部分が多いようです。動物性脂肪が体に良いか悪いかについても、”摂りすぎはダメほどほどに”が現時点の見解ですね。
一方、人類の食の歴史やエスキモーの食生活が示す状況証拠からは、動物性脂肪、特にDHAやEPAは体に良いという結論になりますね。

でも、EPA DHAの1日に必要な量(1g)を食事から摂るにはマグロの刺し身に換算すると9人分も食べなければならないとのことです。
これは、近年、魚が高価になってきたこともあり、とっても大変なことがですね。

それで、近年はEPA DHAをサプリメントで摂る人が増加しているのです。
いろんなメーカーから販売されていますが、コストパーフォーマンスの優れたものが良いでしょう。

 

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