脂質が肥満の原因?コレステロールで動脈硬化は嘘!糖質オフで脂肪が燃える?
【注目記事】「すっきりフルーツ青汁」で痩せる効果的な飲み方とは? 【人気記事】DHA&EPAサプリの比較!どれがいい?みやびvsマイケアvsきなりの魅力とは?糖質オフ健康法(糖質制限ダイエット)のメリットとして、脂質を食べてもOKであることも挙げられます。
脂質はOKなので食事の自由度が高く、満足度を高めることができて継続しやすいのです。
例えば、従来の低カロリーの食生活によるダイエットでは絶対御法度になっていた、唐揚げやステーキなどのこってりした食事が可能になるからです。
ここでは、「脂質が肥満の原因」とか、「コレステロールが動脈硬化の原因」と従来言われてきた常識が嘘だったことを、既に紹介済みの記事を引用しながら再確認します。
脂質が肥満の原因は嘘?
一般的に、脂質と健康は対立するものと考えられていました。
脂質をとり過ぎると肥満になりやすく、コレステロールが増えて血管がつまりやすくなる。
植物性のアブラより、動物性のアブラのほうがからだに悪い……そう考えている人が大半でしょう。
これが従来までの ”脂肪悪玉説”です。
しかし、近年では脂質の多い食生活より、糖質が多い食生活の人のほうが肥満になりやすく、血管疾患も多いということが証明されるようになりました。
つまり脂質は長らく「肥満の原囲」というぬれぎぬを着せられていたわけですね。
参考記事⇒脂質=悪者は誤解か?脂質エネルギー比の理想は?量より質が大切なわけは?
コレステロールが動脈硬化の原因も嘘?
コレステロール悪玉説についても、見解が変わってきています。
「高血糖などで血管が炎症を起こし、持続して傷ついているから、その傷を治そうとしてコレステロールが血管の内壁にくっつく。これをくり返すと、結果として血管内壁が肥厚して内腔は狭くなり、つまりやすくなる」という説が有力になってきています。
これは「火事の現場に消防士が多くいた」ということで消防士が火事の犯人とみなされるのと同じ理屈です。
ここで、コレステロールは消防士だったのです。
つまり動脈硬化の原因は炎症であり、コレステロールではないということです。
参考記事⇒コレステロール悪玉説は嘘? 脂質摂取基準では?動脈硬化 との因果関係は?
糖質オフ健康法で脂肪が燃えるとは?
糖質オフ健康法では糖質を減らしたぶん、脂質を多くとることを推奨します。
糖質オフ健康法を実践すると脂肪が燃えやすくなる理由は
- 肝臓でケトン体の合成が活発になる
- 中性脂肪の分解にストップをかけるインスリンの分泌を抑制する
で、糖質を断つと脂肪が燃えやすいからだになるからです。
参考記事⇒糖質制限のダイエット 効果は?体脂肪が減る理由は?インスリンが脂肪分解を抑制する?
従って、脂質を多めにとったとしても効率的にエネルギーとして使われるようになるんですね。
「でも、唐揚げには糖質である小麦粉を使うのでは?」と思う人もいるはず。
確かに小麦粉を使いますが、唐揚げ1人前に用いられる糖質量は4グラムくらいで許容範囲です。
ただし、天ぷらの衣は小麦粉20~30グラムなので要注意です。
ポテトチップスやフライドポテトは、当然NGとなります。
これらは糖質をまるごと揚げている食べものですからね。
なお、糖質オフじの許容糖質量については以下の記事が参考になるでしょう。
参考記事⇒3大栄養素のエネルギー比率は?日本人は糖質の摂りすぎか?寿司やカレーはOKか?
まとめ
・コレステロール悪玉説も嘘。
・糖質オフでは、唐揚げやステーキを食べてもOK。
・ポテトチップスやフライドポテトなど糖質を揚げたものはNG。
ダイエットアドバイザーのコメント
ところが、脂肪悪玉説やコレステロール悪玉説が嘘の事実を知って糖質オフを実践したら、数ヶ月で肥満も糖尿病も改善することができました。
なお、麺好きの私は、今では補助食品の大豆麺ソイドルを利用してストレスなく糖質制限を継続中です。
