脂質の役割とは?「油脂は太る」は嘘?糖質のとり過ぎこそ諸悪の元凶とは?

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肥満は、下図のドミノに見るようにさまざまな生活習慣病につながります。

脂質もとりすぎれば、肥満を招くということも事実です。

でも、そのことで脂質=悪玉と決めつけるのは、大間違いです。

ここでは、まず脂質の体内での役割を確認したのち、「油脂は太る」は大間違いであること、むしろ糖質こそ肥満や諸悪の元凶であることを詳しくご紹介します。

脂質の体内での役割は?

脂質は、実ににさまざまな意味で、私たちの体にとって、不可欠なものです。

体を動かすエネルギー源になるのはもちろん、体を作る細胞や、体の維持に欠かせないホルモンの材料になるという意昧でも、欠かせません。

細胞といえば、行動や思考、精神を司る脳の細胞だって、脂質から作られています。

このように、体の機能面でも構成面でも、重要な役割を果たすのが脂質です。

逆にいうと、脂質がなくては、維持できないのが私たちの体なのです。

 

「油脂は太る」は大間違い?

油脂を正しく選び、とることが大事

前記のように脂質は、体を作り、動かすうえで重要な役割を果たします。

ただし、いくら脂質が重要といっても、「単に油脂をとればいい」というわけではありません。

実は、選び方、とり方によっては「毒」にもなりうるのが、油脂の恐ろしいところです。

悪い油脂をとれば、知らず知らずのうちに細胞、体、脳に悪影響を与え、万病を招く元となりかねません。

だからこそ油脂を正しく選び、とることが、より健康に生きていくために欠かせないのです。

参考記事:糖質制限では脂質=悪者は嘘?摂るべきおすすめの脂質とは?

ただし、後述しますが、避けるべき脂質もあるので注意が必要です。

カロリー神話の嘘とは

でも、一つ、気になることがあるかもしれませんね。

ここで、真っ先に心配になるのは、やはり「太ること」ではないでしょうか。

脂質をとると、太る-この認識の根底には、根強いカロリー神話があるようです。

糖質、たんばく質は、1グラムあたり約4キロカロリーであるのに対し、脂質は1グラムあたり約9キロカロリー。

こうして比べてみると、単純に同じグラム数の糖質やたんばく質をとるより、脂質をとるほうが「太りやすい」と、考えてしまうのかもしれません。

しかし、これはあまりにも短絡的な考え方です。

脂質が体内でどのように利用されているかを、まったく見ていません。

こうして冷静に考えるとカロリー神話って、嘘くさいですね

このことは以下の記事でもご紹介しました。

 

参考記事: カロリー理論の嘘とは?カロリーの定義から見える健康常識の嘘とは?

 

 

 

糖質の方が脂質よりも肥満につながりやすい

脂質は効率的に利用される

実は、脂質はカロリーが高いとはいえ、体内でもっとも効率的に利用されやすいのです。

脂質はまず消化器で分解され、脂肪酸という形になって血液に乗って体内に分配され、エネルギーとなります。

余った分は脂肪細胞に蓄えられますが、必要に応じてふたたび脂肪酸に変換され、利用されるのです。

糖質のとり過ぎが諸悪の元凶

糖質だって、とりすぎれば脂肪に変わります。

もっといえば、じつは脂質より糖質のほうが、ずっと肥満を招きやすく、万病の元になるのです。

なぜかといえば、糖質は主にエネルギー源になるくらいしか能がなく、余った糖質はどんどん中性脂肪に変換されて、体内に蓄積されていくからです。

また、余った糖は細胞にまとわりつく 「糖化」 という作用によって、体のさまざまな機能低下を招きます。

このように体内で余った糖が、肥満や糖尿病はおろか、動脈硬化や心筋梗塞、アトピーや花粉症の元凶となっていることが、近年、指摘されるようになってきました。

脂質は多方面で利用される:例:糖新生の仕組みもある

一方、脂質は、エネルギーになるほか、細胞の材料になったり、ホルモンなど体内分泌液の材料になったりと、多方面で利用されます。

さらに、あまり知られていませんが、みずから必要な糖を作りだすことができる「糖新生」という仕組みが、もともと私たちの体には備わっているのです。

 

参考記事: 糖新生の仕組みとは?糖質制限で活性化?メインのエネルギー源は脂肪とは?

糖質制限食の考え方とは

極端な話、糖質などとる必要はない、むしろ、糖質をとりすぎることの弊害を考えれば、糖質より脂質を積極的にとったほうがいいといえるのです。

近年、注目を浴びている糖質制限食も、この考え方に基づいています。

参考記事:太る原因は糖質!糖質制限食は主食をカットしたんぱく質と脂質をしっかりとる!

 

日本人は糖質のとり過ぎ

ただし、米やパンなどの炭水化物にも、糖質多く含まれています。

でも、だからといって、私は糖質をまったく食べるなと言うつもりはありません。

現在の日本人は糖質を摂りすぎているので、これを是正することをおすすめしているのです。

 

そもそも日本人はご飯や麺類など、糖質が大好物でとり過ぎの状態といえることは以下の記事でご紹介しました。

参考記事: 3大栄養素のエネルギー比率は?日本人は糖質の摂りすぎか?寿司やカレーはOKか?

 

油脂の選び方ととり方が大切

ともあれ、糖質に比べて、脂質は非常に”活躍の幅”が広いことは事実です。

つまり、いくら脂質がほかの栄養素に比べてカロリーが高いといっても、油脂をしっかりとったところで、即、肥満になるわけではありません。

むしろ、油脂が避けられがちな昨今では、「太る」などと気にせず、体に必要なだけの油脂をとることを意識したほうがいいといえるでしょう。

ただし、問題になるのは、油脂の選び方ととり方です。

なお、脂質の種類と働きや、おすすめの食用油、およびは避けるべき食用油については以下の記事でご紹介しています。

参考記事: 脂質・脂肪酸の種類と働きは?構造は?「脂質を食べたら太る」は大きな誤解とは?

特に「トランス脂肪酸」は、何よりも避けるべき脂質です。
食品パッケージの原材料表示にマーガリンファットスプレッドショートニングと記されていたらトランス脂肪酸が含まれていると思って避けるようにしましょう。

もっとも、トランス脂肪酸は食感や風味を上げるために食パン、菓子パン、ビスケット、ケーキといったお菓子に広く含まれています。

そもそもこれらの食品は糖質制限で控えるべき食品なのですが、トランス脂肪酸はファストフ-ドのほか、総菜など加工食品にも含まれますから糖質を避けるだけでは安心できません。

 

参考記事:

リノール酸はとりすぎか?オメガ3とオメガ6の比率は?トランス脂肪酸は危険?

マーガリンよりバターが太らない!トランス脂肪酸は危険?ショートニングも?

 

ダイエットアドバイザーのコメント

糖尿人である私は、糖質制限ダイエットで、血糖コントロールを継続中で、血糖値の正常域を保っていると同時に肥満も解消しています。

朝食と夕食では、糖質を控えるものの、タンパク質と脂質は肉、魚など食事でしっかり摂っており、ビタミン、ミネラルなど食事だけでは不十分になりがちな栄養素を補助食品を用いて補っています。

私が料理に多用している油脂は、オリーブオイルとココナッツオイルです。
もちろん、マーガリンは止めてバターにしています。

そして毎朝、とっている補助食品は、コラーゲン・プラセンター・セラミドも配合され美容効果が優れている「すっきりフルーツ青汁」です。

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こちらの記事は補助食品購入に際して参考になりますよ!
「すっきりフルーツ青汁でやせる」の罠?購入前に知るべき事とは?

 

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