ファイトケミカルの効果的な摂り方は?野菜でとるには?摂取の効果を上げるには?
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では、ファイトケミカルを含む食材の最適な摂り方を、調理法の面からご紹介しました。
ここでは、ファイトケミカルの効果を上げるための食材の選び方やその効果についてご紹介します。
目 次
ファイトケミカルの効果的な摂り方は?
食材は丸ごと利用する
ファイトケミカルは、野菜や果物の皮や種、茹で汁といった私たちがこれまで捨てていた部分に豊富に含まれています。
たとえば、ブドウのポリフェノールである「アントシアこン」は皮と種に多く含まれます。
皮はブドウの果実全体を守ってくれる鎧ですし、種は子孫を残すという大事業の担い手ですから、ファイトケミカルで紫外線や害虫などの攻撃から守ってやる
必要があるからです。
また、ニンジンの葉の例からもわかるように、大根などの根菜では葉の部分にも多くのファイトケミカルが含まれています。
ファイトケミカル的な立場に立ってみると、野菜は丸ごと利用するのが良いのです。
すると栄養価も高くなり、皮などのゴミが減らせますから、地球環境にも優しくエコロジカルです。
ファイトケミカルを野菜でとるには
露地物の旬の野菜がよい
ファイトケミカルは、露地物の旬の野菜に多く含まれています。
紫外線などの厳しい自然環境にさらされている露地野菜の方が、ファイトケミカルで自らの身を守る必要性が高いからです。
地元産の旬の野菜がよい
船や飛行機などを使って遠くからわざわざ運ばれてきた食材を食べるより、地産地消した方が「フードマイレージ(食料の移動距離)が短くなり、輸送にともなう二酸化炭素の排出量が減らせて地球環境への負荷が低くなります。
地元産の旬の野菜を食べることは「地産地消」を促して日本の農家を元気にしてくれますし、食料自給率の向上にもつながります。
色とりどりで摂るのが良い
ファイトケミカルは野菜や果物などの色素、香り、辛味、苦味の成分です。
トマトの赤い色は「リコピン」、バナナの香りは「オイゲノール」、トウガラシの辛味は「カブサイシン」、ゴーヤの苦味は「モモルデシン」というファイトケミカルから生じています。
従って、ファイトケミカルをバランス良く摂るには、色とりどりの野菜や果物が良いのです。
ファイトケミカル摂取の効果は?
ファイトケミカルを多く含む食事を摂ると五感が刺激されますから、続けていると五感が研ぎ澄まされてきます。
日本は豊かな自然と美しい間李に恵まれており、バラエティに富んだ食材が楽しめる恵まれた国です。
四季折々の食材の大切さに気がつくと、日本という国をもっと愛せるようになります。
また「いつまでも健康で元気にすごしたい」という願いを野菜などの植物が叶えてくれると実感できたら、植物のみならず、あらゆる生き物を大事にしようという心が
自然に芽生えてきます。
ファイトケミカルを中心とした生活は、食生活から生き方を変えてくれますし、それは社会全体を変える可能性すら秘めているのです。
参考記事
⇒ガンにならないファイトケミカルスープの作り方は?食べ方は?保存方法は?