糖化が老化促進を招く!老化の原因である 糖化を予防する方法とは?
【注目記事】「すっきりフルーツ青汁」で痩せる効果的な飲み方とは? 【人気記事】DHA&EPAサプリの比較!どれがいい?みやびvsマイケアvsきなりの魅力とは?あなたは、「食べると癒される」「疲れがとれる」 といって、とっても甘いスイーツを食べていませんか?
実はそのスイーツが老化を促進してしまっているのですよ。
ここでは、
- 甘いものや糖分を食べることが糖化を招き老化を促進すること
- 糖化の弊害として、美容阻害と病気質病に分けて明らかにします。
- そして、糖化を予防して老化を遅らせる方法についてご紹介します。
目 次
糖化が老化促進を招く!
“AGES (糖化最終生産物)”とは
甘いものの主成分である糖分は体内のたんばく質と結びつきやすく、老化を促進させる物質、”AGES (糖化最終生産物)”を増やしてしまうのです。
糖化の仕組みと弊害
現在判明しているだけでも、AGEsには数十種類の化合物があり、それぞれが多種多様な化学的性質を有する。 類似の概念に過酸化脂質に由来する終末過酸化産物(Advanced Lipoxidation End Products、ALEs)がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
“AGES”増加の悪影響とは
“AGES”が身体の中で増えると、肌の弾力が失われ老廃物が溜まり、肌が黄ばんできます。
この、体の中でたんばく質と脂肪が糖に変性していくことを「糖化」といいます。
AGESの増加は老化促進、美容の阻害、多くの病気の元となります。
酸化という言葉はよく聞きますが、酸化との違いは、鉄のように錆びていくのが酸化で、クッキーやホットケーキのようにこげることが糖化です。
老化の原因である糖化による体の変化は
糖化によって起こる体の変化は下記のようなことが挙げられます。
美容阻害:しわ・しみ・くすみ
肌の真皮層に存在するコラーゲン、エラスチンが糖化により弾力を失い、硬く脆くなっていきます。
これによって、たるみにつなかり、肌に溝ができシワになります。
また肌のターンオトバーが乱れ、できてしまった色素を上手に押し上げられずに色素が沈着して シミになります。
AGESによる炎症によって、皮膚は赤みを生じ、その赤みはやがて黄色味を帯び、それがくすみの原因にもなります。
病気疾病:動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・アルツハイマー病
コレステロールのLDL(いわゆる悪玉コレステロール)が糖化をすると糖化LDLとなります。
これは固まりやすく、血管壁にこびり付いてしまいます。
このように脂質が血管内腔についてくると血管壁が厚くなり、動脈硬化になります。
心臓に栄養をおくる冠動脈がこの状態になれば、心筋梗塞となり、脳の血管か動脈硬化の状態になれば脳血管がつまる 脳梗塞となります。
アルツハイマー病の人の脳には通常の人の脳の3倍のAGESが溜まっていたという報告もあります。
糖化を予防して老化を遅らせるには
糖化を予防する生活習慣の改善とは
糖化を予防するには急に血糖値を上げない。すなわち低GI値の食事を摂ることが重要です。
GI値が低い食品は食後の血糖値の上昇を穏やかにするからです。
また、日頃の食事では、ゆっくりと良く噛んで食べることも血糖上昇を穏やかにするコツになります。
この他、データとして緑茶カテキンは(血糖値を下げる効果があり)AGESを下げることがわかっています。
運動も糖化リスクを下げます。
反対にタバコはAGESを上げ、また副流煙(火をつけたタバコから立ちのぼる煙。特に,喫煙者の周囲にいる非喫煙者が吸い込む煙のこと)でも上がります。
若い人はAGESを素早く排出できますが、年齢に従い代謝が落ち、AGESの排出に時間がかかってきてしまいます。
つまり、若い人は糖化したタンパク質に可逆(元に戻ることができる)性がありますが、加齢によりAGESが排出できにくくなり、元に戻らなくなるのです。
従って、糖化を予防して、老化を遅らせるには、食習慣など生活習慣の改善が大切です。
生活習慣の改善方法のまとめ
日々の食事が未来の自分の体をつくるので、ぜひ以下の点を意識してください。
- 低GI値の食事を摂る
- 緑茶カテキンなど血糖値を下げる効果がるものを摂る
- 食事はゆっくりと良く噛んで食べる
- 適度な運動をする
- タバコは吸わない、副流煙にも注意する
なお、低GIの食事にシフトする方法については以下の記事でご紹介しています。
⇒肥満の原因をとり除く食事とは?GI値の低い食事にシフトするには?
低GIの食事にシフトするには
血糖値の上昇がゆるやかな「GI値の少ない主食」を選ぶことが効果的です。
その方法として、例えば主食を炭水化物に変えてGI値の少ない大豆製品をとることによる方法も有効です。
そのため、麺好きの私が利用している補助食品は大豆麺ソイドルです。
